人生は荒れ狂う大海を泳いで渡っているようなものです。どんなに幸せそうにみえる人でも、話を聞いてみると、その人がこれまで歩んできた人生の過程において実は大きな不幸に見舞われていたり、それをなんとか乗り越えて今日まで来たという人が多くおられます。
人は深い悲しみやつらさに苛まれると、つい自暴自棄になってしまい、自分を見失いがちです。子供を失った母親の数年以内の死亡率が高いのもそれと関係があります。

生きているうちに再び幸福感を取り戻せるか

人は死んでからでないと救われないということをよく耳にします。朝夕の仏壇前のお勤めをしていても、死んでからでないと人の心は救われないという教えが、間違った浄土真宗の教義として広まっていることは非常に残念なことです。大切な人を事故や災害で失った人や、病気で体が不自由になってしまった人など、生きている間にはもう二度と幸福感や満足感を味わうことはできないのでしょうか。
もし、そうだとしたら、あまりにも残酷で光のない世界であり、その人たちは生きている意味さえわからなくなって絶望してしまうことでしょう。親鸞会による親鸞聖人の教えは、「人生には目的がある」ということを明確にしています。
信心をしっかりもって正しい教えをうけることで、心の変化が生まれてきます。正信偈は漢字840字で書かれた親鸞聖人の教えが書かれたものですが、これをただひたすら毎日書いているうちに憶えてしまい、さらに親鸞会に入会して講座で理解を深め不幸から立ち直ったという会員もいます。

活動の場をさまざまな場に拡げる親鸞会

親鸞会が行っているもの、それはただひとつ「親鸞聖人の教えを広く正しく世の中に伝えること」です。
世の中には、誤った解釈をしたまま過ごしている人や、関心がなくいざ自分が突然不幸のどん底に落ちてしまってから「この世には神も仏もいないのか」と不条理な怒りを爆発させて周囲に当たり散らす人もいます。そんな人たちをみていると、なんとか救ってあげられないものかと考えるわけです。そうした不幸に悩める人たちを救いたいという心が、親鸞聖人のそもそもの開祖の理由でもあり、人生の暗闇にいる人たちをなんとか救ってあげたいというのが親鸞聖人の御心だったのです。

親鸞会は、親鸞聖人や顕如上人が残された「正信偈」や「歎異抄」さらに「教行信証」などを読み解き、その中身を現代の人たちにわかりやすくお伝えするために、全国各地で法話や講座を開催しています。親鸞会の本部は富山県射水市にありますが、日本全国に支部を拡げてさらに海外にも布教拠点をもっており、国内の会員数は10万人規模にまで達しています。

機関誌・書籍・アニメ映画と様々な活動

親鸞会は、「顕正新聞」という機関誌を発行して会員に情報発信しているほか、「なぜ生きる」やその続編(第2弾)といった書籍も刊行しています。また、親鸞聖人の教えをアニメ映画にしてわかりやすく広める活動もしています。
俳優の里見浩太朗さんが蓮如上人の声優を務めた「なぜ生きる」は、29週に渡って全国の映画館でロングラン上映され、これまで浄土真宗や親鸞聖人の教えに関心が無かった会員以外の一般の人たちにも知っていただく良い機会となりました。誰もが抱えている人生の目的といった問題を、蓮如上人の布教活動にかける凄まじい生き様を描くことによって、現在では目にすることができない600年~800年前の開祖やその後継者たちの活動をアニメ映画で観ることができることは、若くてまだ信心を決定できていない年齢層にとっては、関心をもつ入り口としては最適であると思われます。
アニメのもつ影響力というものが、最近特に注目されており人間の意識や生きる力の源にもなり得る力を持っています。

目的は「親鸞聖人の教えを広める」この一点

日本には、昭和から平成にかけていろいろな新興宗教が誕生しましたが、それぞれに教祖と呼ばれる人物がいて、会員は教祖に絶対服従でいろいろな縛りもあります。しかし、親鸞会には教祖と呼ばれる存在は存在せず、あくまでその目的は「親鸞聖人の教えを広める」という、この一点に尽きます。親鸞会を立ち上げた高森会長ですら自らを親鸞学徒の一人であるとしています。そこが、さまざまな新興宗教とは違う親鸞会の特徴であるといえます。

使っている教材もすべて仏教に関するもの、親鸞聖人の教えに関するものであり、その代表となる「歎異抄」や「正信偈」について丁寧にわかりやすく解説していくものです。法話や講座は全国各地の市民会館や生涯学習センター、公民館などで実施していますが、最近は親鸞会の専用会館の開設も進んでいます。
また、お仕事などで全国各地の支部や拠点に足を運ぶことが難しいという会員のために、インターネットによる動画講座も実施しており、自宅に居ながら勉強することが可能です。

まとめ

教育現場の歴史の授業における浄土真宗の教え方は、「ただ念仏を唱えるだけで極楽浄土にいける」というもので、これが誤った解釈を世に広めた大きな要因であるといえます。
本当の親鸞聖人の教えは、ただ念仏を唱えればよいというのではなく、一日ひとつ善い行いをしましょうという「宿善」という肝心なものがあるということを、親鸞会はしっかりと教えの中から拾い上げています。法話・講座・勉強会をはじめ、初めて触れる人は書籍やアニメ映画が導入部であっても良いと思います。

参考HP
親鸞会を知るのに参考にしたサイト
親鸞会批判の真実HP